１月２４日、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン）男子シングルス３回戦。
第５シードの錦織圭が世界ランク３８位のＳ・ジョンソン（アメリカ）を6-7 (7-9)、 6-1、6-2、6-3の逆転で下し、この大会４年連続ベスト１６入りを決めた。

この試合、第１セットはプレイに固さが出てしまった錦織に対して、挑戦者として先手で攻めるジョンソンの角度ある強烈なサービスとフォアハンドストロークに苦しめられて、先にブレークするものの追いつかれ、タイブレーク勝負となる。痛恨のダブルフォールトでポイントをリードされ、このセットを落とす。

第２セットに入ると調子をアップした錦織が第２・第３セットを奪い返し、第４セットでも第７・第９ゲームでブレークに成功して逆転勝利をおさめた。

この試合で、錦織は１５本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に７４パーセントの確率でポイントを獲得した。課題であったサービス強化のトレーニングが錦織圭のテニスの質を更に高めた。

２度目のベスト８進出をかけて錦織は、４回戦で第９シードのＤ・フェレール（スペイン）と第１８シードのＧ・シモン（フランス）の勝者と対戦予定。