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錦織 圭、R・バウティスタ=アグのリベンジ許さず、ストレートでベスト8(マドリッド・オープン)

Photo by atpworldtour.com/

5月7日、ムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド)シングルス3回戦。 第4シードの錦織圭が第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に6-3, 6-3で勝利し、ベスト8を決めた。

第1セット、錦織はドロップショット、エアケイを積極的に繰り出す攻撃的なテニスを展開し、自分のペースで6-3で先取する。

第2セットの試合の流れは、両者サービスキープだったが、第8ゲームで錦織はブレークに成功。続くサービングフォーザマッチの第9ゲームではバウティスタ=アグがデュースに持ちこむ粘りを見せるが、最後はリターンがネットにかかり、ジ・エンド。1時間11分でスタミナ温存の勝利を手にし、準々決勝進出を決めた。

4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル準々決勝でバウティスタ=アグと対戦、錦織がフルセットの末に勝利し、ベスト4に進出していた。今回の勝利で対戦成績を3勝0敗とした。

 

試合後のインタビューで錦織は「昨日より攻撃的な良いプレーが出来ました。フォアをしっかり使って、最初から最後までしっかりプレーが出来たので、今日も良い出来だったと思います。」

疲れに関しては「なんとなく時差ボケというか2日酔いというか、5時間くらいしか今日は寝ていなくて、昼寝をはさんだり、いつになく大変なスケジュールだったので、ちょっと頭はぼやっとしてましたけど、それでもしっかり集中してプレー出来たので明日にはしっかりリカバリーして、ちゃんとした気持ちで臨めると思います。」とこと。

疲れが残っていても、うまくゲームをコントロールして自分のプレーをゲームの中で展開する。トップランカーのポジションをキープするには絶対に必要なことでもある。

錦織は準々決勝で、F・ベルダスコ(スペイン)を下したD・フェレール(スペイン)と対戦する。最近の戦いでは、錦織に分があるように思えるが、地元スペインの観衆の応援を受けて闘牛と化す相手には要注意でもある。

Happy with my win today! Mutua Madrid Open Focus on tomorrow next.

Posted by Kei Nishikori on 2015年5月7日

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