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錦織圭、難敵D・フェレールを一蹴し、ベスト4進出!(2015マドリッド・オープン)

5月8日、ムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド)シングルス準々決勝。
世界ランク5位で第4シードの錦織圭が第7シードのD・フェレール(スペイン)に、6-4, 6-2で勝利し、ベスト4進出。

両者は今回が12度目の対戦となり、今回錦織が勝利したことによって、対戦成績を8勝4敗とした。昨年同大会準決勝で両者は対戦しており、その時はフルセットで錦織が勝利しているが、3月に行われたアビエルト・メキシコ・テルセル男子決勝で敗れ、大会初優勝を逃している。

この試合、錦織はイレギュラーバウンドに対応しきれず、フレームショットが多く見られた。

第1セット、地元フェレールに押され、第2ゲームでブレークを許すが、第3ゲームでブレークバック。
第7ゲームで2度目のブレークに成功し、第10ゲームのサービスキープで第1セットを先取する。フェレールにラリー戦に持ちこまれる前に自分からの積極的プレーで試合の流れをつかんだ。

第2セット第1ゲームから両者ブレークの意地の張り合いが続くが、錦織が第4ゲームでサービスキープ。錦織の持ち味でもあるラリーを繋いで多彩なプレーでフェレールに先手を許さず。

4ゲーム連取のまま錦織がサービングフォーザマッチの第8ゲームで、最後はフェレールがリターンミス、ストレートで勝利を決めてベスト4を決めた。

勝利した錦織は準決勝で、第2シードのA・マレー(英国)と対戦する。過去の対戦成績は1勝3敗、本来の調子が戻りつつあるマレーはこの大会の一つのナダルに次ぐ壁でもある。

【錦織vsマレー 対戦成績】

2014年
・ATPワールドツアー・ファイナルズ予選ラウンドロビン 勝利 6-4, 6-4

2013年
・スイス・インドア準決勝 敗退 4-6, 0-2, 途中棄権

2012年
・全豪オープン準々決勝 敗退 3-6, 3-6, 1-6

2011年
・上海マスターズ準決勝 敗退 3-6, 0-6

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