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【新テニスのヒント!】#173「対戦相手に対し、どのような感情を持ったら良いのか?」

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■「新テニスのヒント!」は・・・

元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある

田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、

不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)

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■こんにちは、田中信弥です。

今日の「新テニスのヒント!」は・・・

「対戦相手に対し、どのような感情を持ったら良いのか?」

という題材でお贈りします。

■解説:

我々は因縁など、特別な感情をもちやすい動物です。

簡単な例で言えば・・・

「この選手には、以前の試合で負けた。

だから、今回は是が非でも勝たなければならない!」

こんな風に、特別な感情を持つことが多いのです。

ですが、対戦相手に特別な感情を持つことは極めて危険です。

なぜなら・・・

過度に対戦相手に反応しすぎている状態は、

本来、集中すべきことに集中できない状態であるため、

自らが持っている力を100%発揮できないためです。

今日、対戦相手に対し、特別な感情をもたないようにしてください。

そして、なるべくフラットな気持ちを保ち、現時点で自らが持つ最大限の力を

発揮するよう、頑張ってください。

追伸1:

もちろん、勝つためには対戦相手の情報は必要です。

ですが、情報の質、情報処理の仕方に注意しないと、

「力を発揮できずに敗退!」という憂き目にあいやすくなるのです。

追伸2:

世界超一流選手は、ウィンブルドン等の大きな大会では、

あえてメディア情報を遮断することが多いです。

(錦織圭選手も、全米オープンで準優勝したとき、

「報道は、新聞を含め、見ないようにしています!」

とコメントしていましたね。)

これも、特別な感情を持つ危険性をわかっているからこその行動です。

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