4月3日、マイアミ・オープン男子シングルス決勝。
第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのA・マレー(英国)を7-6 (7-3), 4-6,6-0で下し、大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目(全豪オープン、BNPパリバ・オープンに優勝)を上げ、世界一の貫禄を見せつけた。
この試合、両者のポイント差はわずかに7ポイント。数字だけをみれば、第3セットは6−0であるが、フルセットで2時間46分の戦いは十分に見応えのあるものであろう。
マイアミでトレーニングを積んできたマレーは、第2セットの最後のゲームでブレークに成功して試合をイーブンに戻したが、最高で華氏80度(摂氏約26.7度)を記録した天候にスタミナが続かなく、リベンジならず。対ジョコビッチに7連敗を記録した。
これでジョコビッチは、2007・2011・2012・2014年に続いて5度の優勝と今季3勝目を記録し、ATPのランキングでも2位のR・フェデラーに大きくリードした。
ATPのHot Shotでジョコビッチのスーパープレイを見ることができるが、それは過酷なトレーニングによって強化された強靱なる下半身から生まれた一つの成果にすぎない。
Andy Murray pulled Novak Djokovic around the court during their Miami Open presented by Itaú final on Sunday. The World No. 1 was forced to come up with some amazing shots while on the run, like this one to consolidate the decisive break for 2-0 in the third set.