4月3日、マイアミ・オープン男子シングルス準決勝。第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第22シードのJ・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで下し、大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目(全豪オープン、BNPパリバ・オープンに優勝)に王手をかけた。
両者は今回が9度目の対戦となり、ジョコビッチはイズナーとの対戦成績を7勝2敗とさらにリードを広げた。
このゲーム、第1セットは両者サービスキープが続きタイブレーク戦へ、ジョコビッチがイズナーのサービスをうまくかわし、第1セットを先取。
第2セット、第3ゲームでジョコビッチが初めてのブレークに成功し、その後もブレークに成功。そのまま有利に1時間30分で勝利をおさめた。
決勝でジョコビッチは、第3シードのA・マレー(英国)と対戦する。全豪オープン決勝の再戦となるが、過去この大会でジョコビッチは、2007・2011・2012・2014年と4度の優勝をしているが、マレーは、2009年と2013年に優勝を飾っている。
マレーにとって昨年は、この大会の準々決勝でジョコビッチに敗れてベスト4進出を阻まれ、今年の全豪オープン決勝では1ー3で敗者となった。4回戦でキャリア500勝を上げたマレーがリベンジなるか、あるいはジョコビッチの大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目なるかという面白い組み合わせとなった。