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■「新テニスのヒント!」は・・・
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある
田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、
不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)
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■こんにちは、田中信弥です。
今日の「新テニスのヒント!」は・・・
「なぜ? 子供心を取り入れると勝率は上がるのか!」
という題材でお贈りします。
■解説:
能力開発の魔術師と言われ、ボクシングの世界チャンピオン、
女子ソフトボールの金メダル、桑田真澄投手を含むプロ野球選手等の
メンタルを指導してきた西田文郎先生との、対談での一コマ。
↓
私:「マリア・シャラポア選手やボリス・ベッカー選手は、
なぜ17歳の若さでウインブルドン優勝を成し遂げられたのでしょう?
そして、それほど若いうちに優勝できたのに、その後、思うように
タイトルを取ることができなくなるのはなぜでしょう?」by田中
西田文朗先生:
「あぁ、それは17歳当時が“怖いもの知らず”だったからですよ。
つまり、17歳になるまでに本当に怖いと思うような勝負の経験が
なかった。
そのため、持っている力を100%近く発揮でき、
反対に十二分にテニスの怖さを知っている先輩プロは、
持っている力の60%くらいで戦うのが普通のため、
その差が未熟で若い17歳でも優勝できた要因の一つなのです。
そして、その後、同じタイトルを取ることが少なくなっていくのは、
彼らもテニスの怖さを知ることとなったからです!」
今日、子供心を取り入れることで、勝率がアップすることを知ってください。
そして、子供心とは過度の恐怖心を抱かないことであることも
憶えておいてください。
追伸:
「私はテニスのプロではない。
負けても生活が変わることはない。
ならば、まずは気持ちよく戦えば良いじゃぁないか!」
という気持ちを持つと、子供心が発揮しやすいかもしれませんね。