Read Article

【新テニスのヒント!】#157「クロス? ストレート? ボールが多く飛んでくるのはどちらだ!」

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■「新テニスのヒント!」は・・・

元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある

田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、

不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■こんにちは、田中信弥です。

今日の「新テニスのヒント!」は・・・

「クロス? ストレート? ボールが多く飛んでくるのはどちらだ!」

という題材でお贈りします。

■解説:

「予測のやり方がわかりません・・・」

とのご質問に対し、いくつかの方法をお伝えしていますが、

今回はその第四回目となります。

「クロス? ストレート? ボールが多く飛んでくるのはどちらだ!」

ということですが、細かいシチュエーションであったり、

対戦相手によっては違うこともでてはきますが・・・

「ストレートに飛んできやすい!」

というのが、基本的な結論です。

なぜでしょう?

「クロスコートに、しっかりしたショットを何球も打つには、

世界トップ選手と同じように、正しい、正しい、回転運動を使った打ち方を

マスターしなければ実現ならないためです!」

換言すれば、普通のウィークエンドプレーヤーの方が打つ

クロスコートショットは、面の向き、意識を「クロス!」と強く持つために

打点が早くなり飛んでいくような、いわば・・・

“帳尻合わせのクロスコートショット”が多いのです。

当然、そのようなクロスコートショットは長続きしませんし、

たとえ続いたとしても、ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マレー、

錦織圭選みたいに、スーパー鋭角なクロスコートショット

(アングルショットを含む)には成り得ないため、

「クロスだ!」と判断してから動いても取れるケースが多いのです。

(予測が、あまり必要ではないということです。)

今日、コートの真ん中に次いで飛んできやすいのは、ストレートであることを

知ってください。

そしてストレートであれば、基本、角度はついてこないため、

今度はこちらがクロスに角度をつけたショットを打てれば、

圧倒的に有利になることも憶えておいてください。

追伸:

「今度はこちらがクロスに角度をつけたショットを打てれば・・・」

と書いたところが“ミソ”です。

仮に、

「私もごたぶんにもれず、クロスコートにしっかりとしたショットを打つことが

できないかも・・・」

という不安がわきあがったのであれば、

1・「正しいクロスショットを打てるように練習!」

2・「正しいクロスショットが打てない中で、どのようにポイントを取るか?」

上記2点のことを真剣に考える必要があるからです。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top