1月21日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン)女子シングルス2回戦。
第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が予選勝ち上がりのA・パノワ(ロシア)を6-1、4-6、7-5のフルセットで下し、5年連続3回戦進出を決めた。
このゲーム、シャラポワが第1セットをテンポよく制し、そのまま快勝するかと思われたが、第2セットに入りサービスの調子が落ち、第3セットまでもつれる。
第3セットでも、本来の攻撃的なテニスが思うようにいかず、第10ゲームにA・パノワに2度のマッチポイントを握られ、崖っぷちに立たされてしまう。
しかし、調子が悪くてもアグレッシブな攻撃の手を緩めず、フォアのアングルショット、バックハンドのクロスのウィナー、フォアハンドのリターンエースを繰り出し、最後はフォアハンドのウィナーをクロスに決めブレークバックに成功する。
シャラポワは第11ゲームをラブゲームでキープすると第12ゲームで0-15から3ポイント連取し、マッチポイントを迎える。
最後はストローク戦を制したシャラポワが2時間31分で崖っぷちの勝利。メンタルの強さと経験が彼女を救い、3回戦へと導いた。
3回戦では第31シードのZ・ディアス(カザフスタン)とA・スクミエドロワ(スロバキア)の勝者と対戦予定。