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男子シングルス決勝、ジョコビッチがフェデラーコールを乗り越え、ウィンブルドン3年ぶり2度目の優勝!

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7月6日、男子シングルス決勝、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6-7 (7-9), 6-4, 7-6 (7-4), 5-7, 6-4のフルセットで下し、ウィンブルドン3年ぶり2度目の優勝とグランドスラム7勝目あげた。

ジョコビッチは第1セットをフェデラーにタイブレークで奪取されるが、第2・第3セットを連取、第4セットでは第4ゲームからブレーク合戦となるが、5-2と大きくリードし、優勝に王手をかける。

しかし、ここからフェデラーに驚異的な集中力で5ゲームを連取され、5-7で落とし、ファイナルセットへ。フェデラーコールが大きくわき起こる中、ジョコビッチの孤独感はいっそう加速したにちがいない。

ファイナルセット、長いラリーと厳しい戦いが続く中、第10ゲームでブレークに成功し、ジョコビッチがゲームカウント6-4で優勝を手中にした。

試合後のインタビューでジョコビッチは「素晴らしい試合でした。彼(フェデラー)と試合が出来て本当によかったです。彼は素晴らしいアスリートですから。あなたのキャリアを私は尊敬しています。今日は本当に勝たせてくれてありがとう。」とフェデラーを称えながらも、ジョコビッチらしいウィットで観衆を笑わせた。

第4セットでチャンピオンシップポイントを逃した時の気持ちについては「第4セットを落とした後、わたしは立ち直るのがちょっと大変だった。でもなんとかして第5セットを制することが出来ました。どうやって出来たのか自分でもよく分かりません。」と試合を振り返った。

過去のウィンブルドンでジョコビッチは、2011年に初優勝した時は決勝でR・ナダル(スペイン)を下したが、昨年は2度目の優勝を狙うも決勝でA・マレー(英国)と英国の夢に応援した観衆に敗れて準優勝。ようやく3年ぶり2度目の優勝トロフィーを手にし、グランドスラム7勝目をあげた。コーチであるボリス・ベッカーのバックアップも大きな力をになったのにちがいない

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