■こんにちは、田中信弥です。
今日の「新テニスのヒント!」は・・・
「マッチポイントを、なかなか取れないときには・・・」
という題材でお贈りします。
■解説:
スペインはマドリッド大会。
準決勝で錦織圭選手は、10本目のマッチポイントで、やっとのこと、
フェレール選手を突き放しました。
最後の一ポイントをが取れないときには、かなりのプレッシャーがある
わけですが、その中でも際立っていたのが・・・
↓
・ファーストサービスでエースを狙いに行く。
・ファーストサービスでコースを狙い、リターンしてきたボールを、
すぐに攻撃する3本目攻撃。
・回り込みのフォアハンド攻撃。
・バックハンドからの多数の展開。(アングル、ストレート先行攻撃等)
・あえて、高めのボールを入れての粘りのラリー。
・ネットプレー攻撃。
このように錦織圭選手は、色々な戦術でマッチポイントを何とか取ろう
としていたのです。
今日、マッチポイントが取りきれないときには、自らが出来る範囲で、
多数の戦術を使うことを決意してください。
そして、「何とかミスしてくれ!」との相手頼みのプレーでは、
レベルの高い相手になると、逆転されるケースが増えることも
憶えておいてください。
追伸:
どんなプレーだとしても、自らの意図を持ったものが功を奏すことが
多いですし、それが上手く行かなくても納得感が得られるため、
自ら取りにいく姿勢が大切となるのです。
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■「新テニスのヒント!」は・・・
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある
田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、
不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)
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