■こんにちは、田中信弥です。
今日の「新テニスのヒント!」は・・・
「記憶ではなく、ビデオを信じよう!」
という題材でお贈りします。
■解説:
ご存知の通り。
記憶は、脳が入ってきたデータを分別後、それぞれの箇所に保管し、
思い出すときは、それぞれの保管場所から取り出し再合成しています。
つまり記憶は、作り直しで不確かな部分があるわけです。
そのため、負け試合の反省を自らの記憶だけに頼って行うと、
大きく“ズレ”ていることが多いのです。
今日、負け試合の反省は、自らの記憶だけでなく、映像で残したビデオを
元に行うことを決意してください。
そして。
自らの記憶と、ビデオから浮かび上がってくる問題点の相違を見ることで、
より客観的な見方ができ始めることも経験してください。
追伸1:
なぜ、このようなことが必要であるかと言えば・・・
「脳は、自分なりに解釈した現実を受け入れる」特性があるからです。
つまり、現実とは、その人の取り方によって変わるものであり、
色々な解釈を得た方が、正解に近い解を得やすくなるからです。
追伸2:
試合中のあなたと、試合後、ビデオを見ているあなたは、
もちろん同一人物です。
なのに、試合が終わり、落ち着いた状態でビデオを見ているとき、
「なんで、こんなに試合の見方、感じ方が違うんだろう・・・」
という、驚愕体験をされることになるでしょう。
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■「新テニスのヒント!」は・・・
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある
田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、
不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)
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