全仏オープン女子シングルス決勝。
グランドスラム初優勝を狙う第４シードのシモーナ・ハレプ（ルーマニア）は第７シードのＭ・シャラポワ（ロシア）に4-6, 7-6 (7-5), 4-6のフルセットの末敗れ、初のグランドスラム決勝は準優勝に終わる。

ゲーム中は、淡々とプレーに徹し、機をみては、冷静に巻き返しをはかるなど、22歳のプレイヤーにしては大物ぶりをたっぷりと見せてくれた。経験のない決勝で実力を出し切ることは難しいが、、、。

ハレプは試合後のスピーチで「まずはマリア（・シャラポワ）おめでとう。素晴らしいチャンピオンです。そしてあなたはこの優勝に値する素晴らしい選手だと思います。これからも頑張って下さい。」

「そして、今回ここで素晴らしい日々を過ごすことが出来ました。最高の自分を見せられたと思いますし、いつも応援に来てくれたサポータの方々ありがとうございました。そしてルーマニアから応援に来てくれた皆さんありがとう。そしてテレビで応援してくれた皆さんありがとう。」

「そして私のチーム、家族、友人みんなありがとう。最高のサポートしてくれました。みんなにとって素晴らしい体験だったと思います。これからも記憶に残る大会になってもらえればと思います。そしてこれからの結果につながるものにしたいと思います。」

「そしていつも応援してくれるチームの皆さんありがとう。このトーナメントがずっと忘れられないものになると嬉しいです。これ以上は言葉にできませんがありがとう、大好きです。」

と大観衆の中、物怖じせずに堂々とスピーチをこなした。若手の台頭が目立った今大会で一番活躍した２２歳のハレプはここ１年で急成長した選手、ウィンブルドン、全米オープンと優勝の期待がかかる。