ムチュア・マドリッド・オープン男子（スペイン/マドリッド、レッドクレー）は5月9日、シングルス準々決勝が行われ、第10シードの錦織圭（日本）がフェリシアーノ・ロペス（スペイン）を6-4， 6-4のストレートで下し、大会初のベスト4進出と12日付に発表される世界ランキングでトップ10入りすることが確定。

この試合、錦織はファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得、ロペスに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開。さらに、2度のブレークに成功して1時間30分で勝利をおさめる。

インタビューでトップ10入りが確定したことについては「知らなかったですけど、（トップ10に）入るのが目標だったので、ひとまずは嬉しいです。1週間入っただけでは意味がないので、まだ大会も続いてますし、これから1年を通してここにいれるよう頑張ります。」と目標の高さを感じさせてくれた。

準決勝でダビド・フェレールと対戦。対戦成績は3勝3敗となっている。

3月のソニー・オープン男子4回戦で対戦し、その時は錦織がフェレールに勝利してベスト8進出。

錦織とフェレールの準決勝は、現地時間5月10日の第5試合に組まれており、日本時間5月11日の午前2時に開始する予定。タフなフェレールとの一戦。体力との戦いも次元が変わってくる。