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♠デビスカップ、プレーオフ勝利 添田 豪 自分のプレーを信じて

テニスの国別対抗戦デビスカップ、ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦の大会3日目、シングルス第2試合に登場した添田豪がA・ファリャを4-6, 6-4, 6-3, 6-3の逆転で下し、その結果、日本は通算3勝2敗でワールドグループ復帰を決める。

大会3日目、シングルス第1試合の錦織圭がS・ヒラルドとのエース対決を完璧に近いサービスゲームを展開し、6-1, 6-2, 6-4のストレート勝ち、日本は通算2勝2敗とコロンビアに逆王手。

重圧のかかる第2試合の添田豪はファリャに12本のサービスエースを決められ、第1セットを落とす追いつめられた展開。しかし、第2セットから自分のプレーに徹し、7度のブレークに成功、2時間53分で逆転勝利する。

2011年にワールドグループ・プレーオフで、日本はインドに勝利し、ワールドグループ復帰を決めたが、翌年に行われたワールドグループ1回戦のクロアチア戦は2-3で敗戦、ワールドグループ残留をかけたイスラエル戦でも2-3で敗れたため、アジア・オセアニアゾーン1部に降格となっていた。

クロアチア戦とイスラエル戦はともに2勝2敗の戦いとなり、その勝敗を分ける第5試合に出場したのは添田豪だった。今回も同じ立場で重圧のかかる大舞台。
しかし、今年のウィンブルドン、全仏オープンで予選からの本戦出場を成し遂げ、ランキング選手と戦い、敗れはしたが、互角の打ち合いをした自信はこの日のゲームに生きたようである。
そして、有明に応援に駆けつけた7000人あまりのテニス・ファンが彼を勇気づけたことも勝因の一つ。

日本とコロンビア戦の試合結果は、以下の通り。

【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× A・ファリャ 6-3, 6-4, 6-4
・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ S・ヒラルド 4-6, 6-3, 5-7, 6-3, 1-6

第1試合の錦織圭はファリャをストレートで破り、勢いのつくスタートを切るが、第2試合の添田豪がS・ヒラルド(コロンビア)にフルセットの激闘空しく敗れてしまう。

【大会2日目】
・ダブルス:杉田祐一/ 伊藤竜馬 ×-○ J・S・キャバル/ R・ファラ 1-6, 2-6, 1-6

ダブルスの杉田祐一/ 伊藤竜馬は、J・S・キャバル/ R・ファラ組に1-6, 2-6, 1-6のストレートで敗れる。
第1・2セットを落とした杉田祐一/ 伊藤竜馬組は第3セットに入っても試合の流れを掴めず完敗。

【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× S・ヒラルド 6-1, 6-2, 6-4
・シングルス第2試合:添田豪 ○-× A・ファリャ 4-6, 6-4, 6-3, 6-3


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