11月15日、ATPワールド・ツアーファイナルズ(イギリス/ロンドン)グループ「スタン・スミス」の予選ラウンドロビン1試合目、第8シードの錦織圭は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 1-6の完敗を喫し、黒星スタート。
第1セット第2ゲーム、錦織圭が15-40とジョコビッチにブレークチャンスを与えるとデュースに戻すもミスを連続、ブレークで先行を許す。
第4ゲーム、このゲーム最初のサービスキープに成功したが、ファーストサービスの調子が振るわず。
第6ゲーム、ジョコビッチの安定したテニスを前に再びブレークされ、第1セットを1-6で落とす。
第2セット第1ゲーム、ジョコビッチの相手のポジションを見ての絶妙なドロップショットなどでブレークされてしまう。
一方、ジョコビッチはセンターへのサービスを確実に決めたり、セカンドサービスで跳ね上がるスピンサービスで錦織のリターンを封じ込め、ゲームを有利に展開する。
錦織もストローク戦では見応えのあるショットを放つが、デフェンスしながらも1本のストロークで攻めに転じるジョコビッチの前にブレークポイントも取れず。
第5ゲーム、錦織がまたもブレークを許し、このセットもジョコビッチに大きくリードを許す。
第7ゲーム、錦織のサービスゲームで、最後はジョコビッチに攻められ、返球するもバックボレーをデュースコートいっぱいに決められ、ゲームセット。挽回の糸口を見出せずにストレートで敗れた。
両者は今回が7度目の対戦となり、錦織とジョコビッチの対戦成績は2勝5敗となった。
錦織が敗者としてコートを去った後、既に世界ランキングで年間1位が確定しているジョコビッチのセレモニーが行われ、大きなトロフィーがひときわ輝きを放っていた。
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— TennisTV (@TennisTV) 2015, 11月 15