Read Article

錦織圭、昨年の全米オープン決勝の雪辱を果たし、今季V3へ王手!(シティ・オープン 2015)

Washington D.C. Semi-Final Photo : atpworldtour.com

8月8日、シティ・オープン・シングルス準決勝(アメリカ/ワシントンDC)。
第2シードで世界ランク5位の錦織圭が第3シードで同8位のM・チリッチ(クロアチア)を3-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、大会初の決勝進出を決めた。

第1セット、第2ゲームをブレークされ、守勢に回った錦織は、強烈なチリッチのサービスにリターンのタイミングが合わず、その後サービスキープしたものの3-6でセットを落としてしまう。

第2セット、第2ゲームでブレークに成功したが、第3ゲームを終えた時点で左太ももの治療を受ける。しかし、一抹の不安を感じさせないプレーで第4ゲーム2度目のブレークに成功。そのまま試合の主導権を握り、ファイナルセットに持ち込む。

ファイナルセット、第1ゲームでブレイクし、リードした錦織は第8ゲームでブレークバックを許すも、第9・10ゲームを連取して勝利をものし、昨年の全米オープン決勝の雪辱を果たした。

両者は今回が通算9度目の対戦、昨年の全米オープン決勝では4-6,3-6のストレートで敗れグランドスラム初優勝を逃したが、これで錦織はチリッチに6勝3敗とした。

今年メンフィス・オープンで3連覇、バルセロナ・オープンで2連覇、アビエルト・メキシコ・テルセルで準優勝の錦織は、決勝戦で第8シードのJ・イズナー(アメリカ)と対戦。今季3勝目に王手をかけた。

イズナーには今年のマイアミ・オープンで敗れており、身長208cmの長身から打ち降ろされる高速サービスへの対応が必須である。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top