Read Article

錦織圭、左足に不安を持ちながらもフルセットの激戦を制し、初戦を突破(2015ウィンブルドン)

Winbledon2015

Kei Nishikori needs five sets to get by Simone Bolelli in the Wimbledon first round. Photo : atpworldtour.com

6月29日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン)男子シングルス1回戦。
第5シードの錦織圭(日本)が世界ランク55位のS・ボレッリ(イタリア)に6-3, 6-7 (4-7), 6-2, 3-6, 6-3で3時間22分の激闘を制し、初戦を突破した。

ゲームは、昨年のウィンブルドン3回戦での対戦時と同様にボレッリのキレのあるストロークに苦戦した錦織は、14本のサービスエースと46本のウィナーを決め、ボレッリのサービスゲームでは12度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、左足ふくらはぎに不安がある中、難しい初戦を制した。

試合後、WOWOWのインタビューで
「勝てたことは嬉しかったですね。タフな相手なので、長くなるかもとは思っていました。足の状態もそんなに悪くはないので、多分大丈夫だと思います。」

「テニス自体は良かった。選択ミスがあったり、相手がいいプレーしたり、2セット目のタイブレークはとりたかった。そこ(第2セットのタイブレーク)をとっていれば、プレーに余裕が出たかもしれない。サーブはベストではなかった。」

「最後、集中力を上げて勝てたので良かった。テニス自体は悪くないので、直すところを直せば大丈夫だと思う。」

錦織にとっては左足のことを考えれば、3セットで終わらせたかった初戦であるが、左足の不安を感じながら、そして、コーチのM・チャンが妻の出産のため帯同していないことを差し引けば、苦戦はしたが、自身の調子を見極めることができた好ゲームではなかっただろうか。

2回戦で錦織は、J・ソウザ(ブラジル)に勝利したS・ヒラルド(コロンビア)と対戦予定。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top