５月１７日、ＢＮＬイタリア国際女子（イタリア/ローマ、レッドクレー）女子シングルス決勝。
第３シードのＭ・シャラポワ（ロシア）が第１０シードのＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）に4-6, 7-5, 6-1の逆転で勝利し、３年ぶりの優勝、今季２度目のタイトルを獲得。

両者は５度目の対戦となり、今回シャラポワが勝利したことによってスアレス・ナバロとの対戦成績を４勝１敗とした。

第１セット、第５ゲームでスアレス・ナバロにブレークを許し先行されてしまう。
第９ゲームでシャラポワが粘り強くサービスキープをするが、第１０ゲームのスアレス・ナバロのサービスキープで第１セットを失う。

第２セット第４ゲームでシャラポワはスアレス・ナバロのサービスゲームでこの試合初のブレークに成功するが、第５ゲームでスアレス・ナバロがブレークバック。シャラポワが再び、第８ゲームでブレークに成功。しかし、またもスアレス・ナバロにブレークバックされて追い込まれる。

その後、シャラポワは強いメンタルを発揮し、ミスを犯すスアレス・ナバロの隙をついて第１１・１２ゲームの２ゲーム連取で、第２セットを奪取。

ファイナルとなる第３セット、地力に勝るシャラポワが、第２ゲームから６ゲーム先取で一気にスアレス・ナバロを追い込み、２時間３５分で３年ぶり３度目の優勝を決めた。キャリア通算では３５勝目となる見事な勝利であった。