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錦織 圭がV・トロイキを破り、ベスト8進出。N・ジョコビッチと対戦決定!(2015BNLイタリア国際)

5月14日、BNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)男子シングルス3回戦。
第5シードの錦織圭(日本)が元世界ランク12位のV・トロイキ(セルビア)に6-4, 6-3で勝利し、この大会初のベスト8進出を決めた。

第1セット、錦織はサービスゲームで安定しサービスゲームで主導権を握るが、トロイキもサービスが良く第2・4ゲームでブレークチャンスを掴むが、なかなかブレークを取れず、第8ゲームでようやくブレークに成功。

第9ゲームで錦織はトロイキにブレークバックを許すが、第10ゲームで錦織は、我慢のロングラリーを制し、ドロップショットなどで揺さぶり、ラブゲームで再びブレークに成功し、第1セットを先取。

第2セット、第2ゲームでは、リターンエースも決まり、早くもブレークに成功。しかし、第5ゲームでストロークのアンフォースドエラーが目立ちブレークバックされる。

その後は両者キープが続くが、第8ゲームでトロイキの強烈なサービスに対してフォアハンドのリターンエースが決まり、チャンスを生かしブレークに成功する。

第10ゲーム、錦織がマッチポイントを迎えるが、トロイキも応戦し粘りを見せる。しかし、最後は5度目のマッチポイントでトロイキのリターンがアウトし、準々決勝進出を決めた。(試合時間1時間29分)

この勝利で錦織は今季の勝利数30勝を記録。
試合のインタビューで「今日もきつい試合でしたけど、しっかり勝てて良かったです。」

苦戦した2回戦を比較して「昨日よりプレーの内容は良かったので、だいぶリズムに乗れていいテニスが出来ていたと思います。」

準々決勝に対しては「出だしにしっかり集中して、今日みたいに早くブレークして出来ると良いし、リズムに乗りやすいので、明日も頑張ります。」と意気込みを語った。

準々決勝では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。対戦成績は錦織から見て2勝3敗となっている。

ジョコビッチは、昨年の全米オープン準決勝で対戦し、錦織が3-1でジョコビッチを撃破し、男子アジア勢初で自身初となるグランドスラム決勝進出を決めた相手。

一方世界ランク1位のジョコビッチは、ナダルに阻まれ未だタイトルの無い全仏オープンで、キャリアグランドスラム達成を狙っており、その前哨戦の大会で負けるわけにいかない。
そして、錦織のリターンの怖さを知っているゆえに、守りを固めてくるにちがいない。準々決勝ではもったいない好ゲームが期待される。

さすが、イタリアレッドの公式ホームページです。

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