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■「新テニスのヒント!」は・・・
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチ、ベストセラー著者でもある
田中信弥が、言語を通し、あなたのテニスに革命を起こして頂くために、
不定期でお届けしています。(毎日の配信ではありません。)
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■こんにちは、田中信弥です。
今日の「新テニスのヒント!」は・・・
「身体能力に恵まれなくても、“勝つ”方法!」
という題材でお贈りします。
■解説:
元プロアイスホッケー選手、ウェイン・グレッキー氏。
彼はNHL(北米のプロアイスホッケーリーグ)の記録を総なめ。
「史上最高のホッケープレーヤー!」
の異名を持つ“伝説的”なスーパースターです。
ただ。
彼は、一般的なプロ選手が持つような、素晴らしい身体能力を
持っていませんでした。
(小柄で、持久力、筋力、反射神経、柔軟性の測定結果も、
全く“パッ”としないのです。)
彼は言います。
「力では勝てません。
シュート力やスピードが凄いわけでもありません。
ですから、誰よりも先回りをする。
これ以外、生き残る道はなかったのです。
頼りは、頭と目でした。」
今日、身体能力に恵まれなかった場合、
「誰よりも先回りする!」
決意を固めてください。
そして。
先回りとは、ご存知の通り、“予測力”であることを再認識してください。
追伸1:
ウェイン・グレッキー氏の予測の源は・・・
1・過去の試合の記憶
2・過去の戦略、戦術の記憶
3・目の前の試合展開を一瞬で見抜く(「次に何が起こるか?」を見抜く)
この3つが中心です。
追伸2:
ウェイン・グレッキー氏には名言があります。
「パックのある場所へ滑るのではない。
パックが向かうはずのところへ滑り込むのだ!」
この言葉をテニスに換言すれば・・・
「ボールのある場所へ行くのではない。
ボールが向かうはずのところへ先に移動するのだ!」
このようになるでしょう。
追伸3:
過去にもお伝えはしてきていますが、
「予測のやり方がわかりません・・・」
とのご質問を、最近よくいただくので、これからもお伝えし続けますね。