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錦織圭、N・キリオスに逆転勝利し、N・ジョコビッチとの準決勝へ!(2016 ムチュア・マドリッド・オープン)

錦織圭、N・キリオスに逆転勝利し、N・ジョコビッチとの準決勝へ!(2016 ムチュア・マドリッド・オープン)

5月6日、ATP1000 ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー)シングルス準々決勝。
第6シードで世界ランク6位の錦織圭が同21位の強敵 N・キリオス(オーストラリア)に6-7 (6-8), 7-6 (7-1), 6-3の逆転で勝利し、3年連続のベスト4進出を果たした。

第1セットは両者サービスキープが続き、第8ゲームのキリオスのサービスゲームで錦織はデュースを3度迎え、チャンスを手にするが、サービスエースでキリオスが逃げ切る。
タイブレーク戦では、キリオスが7-6から最後はサービスエースを決め、第1セットを先取。

第2セット第1ゲーム、錦織は15-40とブレークチャンスを握るが、最後はサービスエースでキリオスがキープ。
錦織はキリオスの強烈なサービスに耐えながらも、自身のサービスゲームをしっかりとキープし、このセットもタイブレーク戦に突入。
タイブレーク戦では、錦織が立ち上がり4ポイントを連取し優位に進め、6-1から最後フォアハンドのストレートを決めて第2セットを取り返す。

第3セット第1ゲーム、錦織は15-0から鮮やかなドロップショットを決めると40-15から再び、キリオスのメンタルを揺さぶるようなドロップショットを決めてキープ。

第4ゲーム、キリオスのサーブゲーム。30-40からキリオスのリターンがミスショットとなり錦織がこの試合、両者通じて初のブレークに成功。

第7ゲーム、錦織はサーブゲームで15-40とリードを許すが、連続ポイントでジュースに持ち込む。3度のジュースに耐えて、最後はキリオスのリターンが返らず、キープする。

第9ゲームのマッチゲーム、錦織は、40-0からキリオスの粘りによってジュースとされるが、最後はバックハンドのストレートを決めて2時間38分の戦いを逆転勝利で終えた。

この試合で錦織はファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得し、キリオスに1度もブレークを許さず、主導権をとらせなかったことが勝利に結びついた。

準決勝では世界ランク1位のジョコビッチと対戦する。両者は今回が10度目の対戦で、過去は錦織から2勝7敗。2014年の全米オープン準決勝で勝利してから、6連敗している。


 

【錦織 vs ジョコビッチ 過去の対戦成績】

<2016年>
・マイアミ・オープン男子決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-3 錦織圭

<2016年>
・全豪オープン準々決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 6-2, 6-4 錦織圭

<2015年>
・ATPツアー・ファイナル ラウンドロビン N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭

<2015年>
・ローマ・マスターズ準決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 3-6, 6-1 錦織圭

<2014年>
・ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 3-6, 6-0 錦織圭

<2014年>
・パリ・マスターズ準決勝 N・ジョコビッチ 6-2, 6-3 錦織圭

<2014年>
・全米オープン準決勝 錦織圭 6-4, 1-6, 7-6 (7-4), 6-3 N・ジョコビッチ

<2011年>
・スイス・インドア準決勝 錦織圭 2-6, 7-6 (7-4), 6-0 N・ジョコビッチ

<2010年>
・全仏オープン2回戦 N・ジョコビッチ 6-1, 6-4, 6-4 錦織圭

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