Read Article

錦織圭、天敵R・ガスケにストレート勝利、ベスト8へ!(2016 ムチュア・マドリッド・オープン)

錦織圭、天敵R・ガスケにストレート勝利、ベスト8へ!(2016 ムチュア・マドリッド・オープン)

5月5日、ATP1000 ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー)シングルス3回戦。
第6シードの錦織圭が第10シードのR・ガスケ(フランス)を6-4, 7-5のストレートで破り初勝利、4年連続のベスト8への進出を果たした。

第1セット第1ゲーム、錦織は先にブレークに成功すし、序盤からガスケを圧倒するテニスを見せる。第6ゲームでガスケにラブゲームでブレークバックを許すが、続く第7ゲームで2度目のブレークに成功。その後サービスキープをし、このセットを6−4で先取。

第2セット第3ゲームで錦織が早くもブレークに成功すると主導権を握った錦織が、鋭いバックハンドやドロップショットでガスケを翻弄し、有利に展開。
しかし、第10ゲームで錦織がマッチポイントを迎えるも決めきれず、ミスを連続して、ガスケにブレークバックを許す。

その後の第11ゲームで錦織がすぐに2度目のブレークに成功すると第12ゲームでガスケの反撃をかわして、結果ストレートで勝利した。ガスケに対しては過去6戦全敗している天敵であったが、今回は初のクレーでの対戦でもあり、クレーコートでの戦いに分のある錦織に初めて軍配が上がった。

マッチポイントを握りながらも決めきれないもどかしさは残ったが、ブレークバックされたら、すかさず次のゲームでブレークするというジョコビッチを思わせるゲーム展開は、トッププレイヤーと戦い主導権を握るには必要不可欠なこと。そして、無駄なゲームを落とさずに体力温存ができた。

準々決勝では、N・キリオス(オーストラリア)とP・クエバス(ウルグアイ)の勝者と対戦する。キリオスとは今回が3度目の対戦で、過去は錦織の2連勝。直近では3月のマイアミ・オープン準決勝で、錦織がストレートで勝利はしたが、気持ち良くプレイをさせれば高次元なプレイを発揮する難敵であるゆえに、油断ならない。

URL :
TRACKBACK URL :

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top