6月13日、ATP500のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)シングルス1回戦。
世界6位で第2シードの錦織圭(日本)が世界ランク29位のL・プイユ(フランス)に6-7 (5-7), 6-1, 6-4の逆転勝利で初戦を突破した。
雨に狂わされた全仏の延長のように、開始直前の練習中に強い雨が降り始め、屋根が閉じられた状態で試合がスタートした。
第1セット第2ゲーム、錦織は先にブレークを許したが、ブレークバックに成功する。しかし、タイブレークの接戦の末、第1セットを落とす。
第2セットで本来のリズムを取り戻した錦織は2度のブレークに成功して第2セットを取り、勝負はファイナルセットへ。
ファイナルセット第1ゲーム終了後に錦織がメディカルタイムアウトを取り、左わき腹のマッサージを受ける。
両者サービスキープが続くが、第7ゲームで錦織がブレークに成功してそのまま勝利した。
グラスコートのシーズン初戦であるゲリー・ウェバー・オープンには錦織は、4年連続の出場。昨年は2年連続のベスト4進出を果たすが激戦の影響もあり、準決勝で左ふくらはぎの負傷により無念の途中棄権をした。
2回戦ではB・ベイカー(アメリカ)とF・マイヤー(ドイツ)の勝者と対戦する。
対戦表ではシード勢が勝ち進んだ場合、ボトムハーフの錦織は準々決勝で第6シードのD・フェレール(スペイン)、準決勝で第3シードのD・ティエム(オーストリア)と対戦する組み合わせとなっている。
錦 織 2 6-7
6-1
6-41 プイユ
第3セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 T 計 錦 織 ○ ○ ○ ● ○ ○ 6 プイユ ○ ○ ○ ○ 4 ○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
【第10ゲーム】 錦織のサービングフォーザマッチ。15-30から錦織がドロップショットを決める。最後はプイユのショットがアウト。錦織がフルセットの死闘を制して勝利
【第9ゲーム】 40-15からプイユがキープ
【第8ゲーム】 30-30から錦織サービスエース。ジュースにもつれるが最後はプイユのショットがネットにかかり錦織キープ
【第7ゲーム】 15-15からプイユのロブがアウト。プイユはドロップショットを多用。ジュースにもつれ最後はプイユのショットがネットにかかり錦織がブレーク
【第6ゲーム】 40-15から錦織がワイドにサービスエース。錦織がキープ
【第5ゲーム】 30-15から錦織がイージーなスマッシュをミス。プイユがキープ
【第4ゲーム】 40-15から錦織のバックハンドが決まり錦織がキープ
【第3ゲーム】 30-30から錦織のバックハンドクロスはわずかにアウト。ジュースにもつれるがプイユがキープ
【第2ゲーム】 40-0からプイユのリターンミスで錦織ラブゲームキープ
【第1ゲーム】 プイユのサーブで試合開始。錦織は腰を気にする仕草も。40-15からプイユのセンターへのサーブを返せずプイユがキープ
錦織がメディカルタイムアウト 錦織が腰を気にする様子。トレーナーが左脇腹をマッサージ
第2セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 T 計 錦 織 ○ ● ○ ○ ● ○ 6 プイユ ○ 1 ○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
【第7ゲーム】 30-15から錦織がサービスエース。セットポイントを1発で決め錦織キープで1セットオールに
【第6ゲーム】 0-30から錦織のボレーが決まりトリプルブレークポイント。錦織ラブゲームでブレーク
【第6ゲーム】 0-30から錦織のボレーが決まりトリプルブレークポイント。錦織ラブゲームでブレーク
【第5ゲーム】 40-0から錦織のサーブがボディーに決まり錦織ラブゲームキープ
【第4ゲーム】 15-0からプイユがセンターへのサービスエース。サービス好調でプイユがキープ
【第3ゲーム】 15-15から錦織が今日初めてのサービスエース。40-30からプイユのリターンミスで錦織がキープ
【第2ゲーム】 錦織が厳しいリターンで攻める。30-40から錦織のフォアが決まり錦織がブレーク
【第1ゲーム】 錦織のサーブで試合開始。ワイドにサーブが決まり錦織がキープ
第1セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 T 計 錦 織 ○ ● ○ ○ ○ ○ 5 6 プイユ ○ ● ○ ○ ○ ○ 7 7 ○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
【タイブレーク】プイユのサービスから開始、プイユがミニブレークで0-2。プイユのリターンミスで2-2。錦織ミニブレークで3-2。錦織のドロップショットをプイグが返せず4-2。錦織のバックハンドが決まり5-2。プイユがサービスを2本決め5-4。錦織のミスで5-5。錦織がリターンをネットにかけて5-6。セットポイント。プイグのクロスのドロップショットが決まり5-7。プイユが第1セットを先取
【第11ゲーム】 錦織は力強いショットで相手のミスを誘う。40-15からプイユのショットが外れ錦織がキープ。タイブレークへ
【第11ゲーム】 お互いにドロップショットの応酬。40-15からプイユの深いバックハンドショットを錦織が返せずプイユがキープ
【第10ゲーム】 40-0からプイユのリターンがネットにかかり錦織がラブゲームキープ
【第9ゲーム】 40-30から錦織のリターンミスでプイユがキープ
【第8ゲーム】 40-0からプイユのリターンがネットにかかり錦織がラブゲームキープ
【第7ゲーム】 40-15からプイユのサービスエースでプイユがキープ
【第6ゲーム】 40-30からプイユのリターンがネットにかかり錦織がキープ
【第5ゲーム】 30-40から錦織のリターンエースで錦織がブレーク
【第4ゲーム】 錦織はファーストサーブが不調もラリーで相手を揺さぶり。錦織のラブゲームキープ
【第3ゲーム】 プイユはネット際に出てボレーを決める。プイユがキープ
【第2ゲーム】 錦織がいきなりダブルフォールト。30-40からプイユがブレーク
【第1ゲーム】 プイユのサーブで試合開始。40-30からプイユがキープ
試合前 両選手がコートに入場。外は雨模様だがコートには屋根がついている。