ノット・レディは、レシーバーが構えていないうちに、サービスすることで、ノーカウントとなり、サーブのやり直しとなる。
セカンドサービスでレシーバーの「not ready」でレットになったときは、「セカンドサービス」をやり直すことになり、ファーストサービスにはならないので注意。
「not ready」は、サーバーが「レシーバーの準備ができたことを確認してサーブする」という義務を怠ったために起こったことだから妨害にはならないが、レシーバーもサービスが打たれるまでに「not ready」を表明しなければ有効な「not ready」にはならない。
セルフジャッジの場合、「振動留めのはめ直し」に限らず、「シューズの紐の結び直し」や「レシーブのポジションを外す」など「ノット・レディ」は、サーバーのサービスのリズムを狂わせたり、それによってサーバーをイライラさせたり、ということで戦略的に使う場合もある。
こんな相手にはノット・レディの英語がNot ReadyからNot Ladyが的確に当てはまると思われる。