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M・ラオニチがR・フェデラーにストレート勝利、全豪に向けて復活宣言!(ブリスベン国際男子2016)

1月10日、ブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)シングルス決勝。
第1シードのR・フェデラー(スイス)は第4シードのM・ラオニチ(カナダ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ準優勝に終わり、2連覇を逃した。

昨年と同じ顔合わせとなった決勝戦、ラオニチは230キロを超えるサービスでフェデラーに1度しかブレークのチャンスを与えず、昨年のリベンジに成功して優勝を飾った。一方のフェデラー自身は2度のブレークを許し、1時間27分で敗れ、対ラオニチ戦を9勝2敗とした。

今大会、フェデラーは体調が万全ではない中、2回戦でT・カムケ(ドイツ)、準々決勝でG・ディミトロフ(ブルガリア)、準決勝で第8シードのD・ティエム(オーストリア)を破っての勝ち上がりだった。

ブリスベン国際男子は2014・2015年に決勝進出を果たし、昨年は決勝でラオニチをフルセットで下して大会初優勝を飾っていた。

大会初優勝のラオニチは、昨年5月に世界ランクを自己最高となる4位を記録するが、シーズン後半は怪我に苦しめられ失速、14位まで落ちた。今シーズンは元世界ランク1位のC・モヤ(スペイン)を新たなコーチとして迎え、真価を問われるシーズンとなっている。

錦織圭の良きライバルの復活によって、ビッグ4の後継者争いも激化することとなった。

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