1月9日、ATPツアー開幕戦カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ)シングルス決勝。
第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-1, 6-2のストレートで下し、今季初優勝。これでタイトル獲得はキャリア通算60勝目を記録する。
全豪オープンの前哨戦であり、今シーズンの調子を占うこととなった2人の頂上決戦。
第1セット第1ゲーム、ジョコビッチは30-40とブレークチャンスを握られる。しかし、厳しい攻めでキープする。そして、ラリー戦ではナダルを左右に揺さぶり、第2ゲームでブレークに成功。自分のペースに持ち込んだジョコビッチはその後も第6・7ゲームを連取して第1セットを先取する。
第2セット第1ゲーム、ジョコビッチはナダルのサービスゲームをブレークすると、懐の深いストロークで終始ナダルを圧倒し、ゲームを有利に進める。第5ゲームで2度目のブレークすると、自身のサービスゲームを確実に決め、二人の今年初戦はジョコビッチの圧倒的な勝利で終わった。
両者は今回が通算47度目の対戦で、ジョコビッチから24勝23敗と勝ち越しを決めた。
ジョコビッチは、18日からの全豪オープンにディフェンディングチャンピオンとして出場し、2連覇と大会6度目の優勝を狙うこととなる。
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