1月8日、リスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)シングルス準々決勝。
第2シードの錦織圭は第7シードのB・トミック(オーストラリア)に3-6, 6-1, 3-6のフルセットで敗れ、4年連続のベスト4進出とはならず。今回が3度目の顔合わせで、錦織はトミックに初の敗戦を喫した。
第1セット、錦織はフォアハンドのウィナーを決め、出だしとしては調子がよかったが、第8ゲームでミスが続きトミックにブレークを許し、第9ゲームでは錦織が粘りを見せるも、トミックのサービスが勝り、セットを落とす。
第2セット第3ゲーム、デュースの接戦が繰り広げられるが、最後はトミックのストロークがアウトし、錦織が我慢のテニスでサービスキープ。第4ゲームで初のブレークに成功し、その後5ゲーム連取で第2セットを取ってファイナルへ。
ファイナルセット、第2ゲームでトミックが先にブレークに成功するが、第3ゲームで錦織がブレークバックに成功し、巻き返す。しかし、第4ゲームで再びブレークを許し、一進一退の攻防が続く。
結果、錦織は自身のサービスゲームでは2度のブレークを許したことが影響し、その後、サービスキープはするものの、地元の声援を受けるトミックに強烈なサービスを決められるなどし、準々決勝敗退となった。
試合後「負けてしまいました。相手のサーブと安定したプレーを崩せませんでした。」と一段ギアをあげられなかった悔しさを滲ませたが、シーズンのスタートしてはまずまずというところだろうか。
錦織が勝利した場合には、準決勝では昨年準優勝のラオニチと対戦し、勝てば、第1シードのR・フェデラーと決勝を戦うドロー(対戦表)となっていたが、その楽しみは全豪オープンでとなる。
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