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錦織圭、M・チリッチに逆転で敗戦するが、N・ジョコビッチとの準決勝へ!(2016ATPワールドツアー・ファイナルズ)

錦織圭、M・チリッチに逆転で敗戦するが、N・ジョコビッチとの準決勝へ!(2016ATPワールドツアー・ファイナルズ)

11月18日、男ATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン)はグループ・ジョン マッケンロー予選ラウンドロビン。2年ぶり2度目のベスト4進出が決まっていた第5シードの錦織圭は第7シードのM・チリッチ(クロアチア)に6-3, 2-6, 3-6の逆転で敗れた。

第1セット、錦織は第3第9ゲームの2ブレークで第1セットを先取。
錦織のボールコントロールが絶妙で、ストロークも深く、チリッチのミスにも助けられ、ブレークポイントを与える事なくセットを取る。

第2セットはチリッチのプレイが安定するに比例して、錦織のプレイが単調となり、第3第5ゲームのサービスゲームを落とし6–2でチリッチがセットを取り返す。

第3セット、錦織がギアを上げて、自身のサービスゲームをキープし、第4ゲームのチリッチのサービスゲームを迎えポイントを先行するが、チリッチが強力サービスで凌ぐ。
そして、第5ゲーム、30-0からミス3本を続けブレークポイントを握られ、リターンの返球をオープンスペースへ決められる。続く第6ゲームでチリッチがサービスゲームをキープし、4–2。

第8ゲーム、錦織はストローク戦での強さを取り戻すが、チリッチがサービスの力でキープする。
第9ゲーム、0-40とトリプルマッチポイントを握られ、2本目で決められて敗戦。

試合後の会見では「(第2セットの)最初でミスが相次いだり、プレーが単調になってしまったり。相手も良かったけど、自分に原因があった。すごい勿体無かったです」と落胆した。

またしても、チリッチに大事な一戦で敗戦をさせられた結果となった。マレー戦での死闘の疲労かどうかは不明であるが、全体に体のキレが悪く、ボールへの反応も遅く、集中力が欠けたゲームとなった。

この日、第1シードのA・マレー(英国)が第3シードのS・ワウリンカ(スイス)に勝利したことで、錦織の決勝トーナメント進出が決まり、準決勝の相手は第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)。

錦織選手が優勝出来ない場合、既にワウリンカのポイントを超えているM・ラオニッチが2016年の年間ランキング3位となる。

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