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錦織圭、準々決勝は王者N・ジョコビッチと対戦(全豪オープン2016)

Photo by ausopen.com

1月26日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)男子シングルス準々決勝。第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第7シードの錦織圭(日本)がベスト4をかけて対戦することが決まった。

錦織は4回戦で第9シードのJW・ツォンガ(フランス)に6-4, 6-2, 6-4の完勝し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。この試合で錦織は序盤からツォンガのバックハンド側にボールを集めて強烈なフォアハンドを封じ、大事なポイントでは攻め急がず、チャンスをものにした。

一方、錦織とは対照的に、この試合まで好調のジョコビッチは大乱調、第14シードのG・シモン(フランス)を相手にウィナーが62本に対して凡ミスは100本と王者らしくない試合内容。フルセット6-3, 6-7 (1-7), 6-4, 4-6, 6-3の苦戦を強いられ、4時間32分の死闘をようやく制して、9年連続のベスト8進出を果たした。

王者ジョコビッチは当然に修正し、レベルを上げた世界一のテニスをしてくるにちがいない。そのテニスに錦織がどこまで対応したテニスが出来るか、先手を取ることができるのか、今シーズンだけでなく、今後の活躍を占う試金石となった。

試合はセンターコートであるロッド・レーバー・アリーナの第4試合でナイトセッション、現地時間19時(日本時間は26日、17時)から始まる。メルボルンとの時差は通常+1時間であるが、現在はサマータイム中なので+2時間となる。

錦織とジョコビッチは、今回が8度目の激突。過去は錦織から2勝5敗で、直近のツアー・ファイナルではジョコビッチに完敗を喫し、2014年の全米オープン勝利後からすでに4連敗している。


 

【錦織圭 vs N・ジョコビッチ 対戦成績】

<2015年11月>
・ATPツアー・ファイナル ラウンドロビン N・ジョコビッチ 6-1, 6-1 錦織圭

<2015年5月>
・ローマ・マスターズ準々決勝 N・ジョコビッチ 6-3, 3-6, 6-1 錦織圭

<2014年11月>
・ATPツアー・ファイナル準決勝 N・ジョコビッチ 6-1, 3-6, 6-0 錦織圭

<2014年10月>
・パリ・マスターズ準決勝 N・ジョコビッチ 6-2, 6-3 錦織圭

<2014年4月>
・全米オープン準決勝 錦織圭 6-4, 1-6. 7-6 (7-4), 6-3 N・ジョコビッチ

<2011年10月>
・スイス・インドア準決勝 錦織圭 2-6, 7-6 (7-4), 6-0 N・ジョコビッチ

<2010年5月>
・全仏オープン2回戦 N・ジョコビッチ 6-1, 6-4, 6-4 錦織圭

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