1月24日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)男子シングルス4回戦。
第7シードの錦織圭が第9シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-4, 6-2, 6-4のストレートで下し、全仏の雪辱を果たし2年連続3回目のベスト8進出を果たした。
第1セット
題3ゲーム、ツォンガの2度連続ダブルフォールトもあり、3度のブレークチャンスをものする。
題5ゲーム、錦織はリターンエースが出るなど、2度目のブレークに成功。
第8ゲーム、錦織のサービング・フォー・ザ・セットは40-0からツォンガの逆襲でブレークバックを許す。
第10ゲーム、ラブゲームでサービスキープしてこのセットを先取。ツォンガにいきかけた流れを取り戻す。
第2セット
第1ゲーム、錦織は40-0から攻めてデュースまで持ち込むが、ツォンガがサービスキープ。
第2ゲーム、錦織は安定したショットを見せ、最後はフォアハンドウィナーを決めてキープに成功。
第3ゲーム、ツォンガがフォアハンドをネットにかけ、錦織が先にブレークに成功する。
第5ゲーム、錦織がジャンピングスマッシュを決めるなど2度めのブレーク成功。ツォンガはこの後、背中を痛めたそぶりを見せ、ゲーム終了後メディカルタイムアウトを取る。
第7ゲーム、錦織はセットポイントのブレークチャンスを握るも活かせず、ツォンガがサービスで乗り切る。
第8ゲーム、錦織はチャンスと見てのネットプレーが決めるなどしてサービスキープし、2セットを順調に連取した。
第2セットもツォンガのバックハンド側にボールを集め、得意とする強烈なフォアハンドを封じて、この試合に王手をかけた。
第3セット
第1ゲーム、錦織がツォンガの高速サーブに対応し、いきなりブレークに成功。このセットも錦織が先手を取る。
第2ゲーム、最後は錦織がドロップショットを決め、サービスキープ。ツォンガは自分のテニスができず、フラストレーションが溜まっている様相を見せる。
第4ゲーム、錦織はブレークのピンチをしのぎ、ラリーからのドロップショットなどが決まり、サービスキープに成功。
第7ゲーム、錦織がブレークのチャンスを迎えたが、ツォンガが持ちこたえる。
第10ゲーム、錦織のサーブに、ツォンガのリターンがアウトになり、ゲームセット。
準々決勝では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第14シードのG・シモン(フランス)の勝者と対戦する。