1月20日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)男子シングルス2回戦。
第7シードの錦織圭が世界ランク103位のA・クライチェック(アメリカ)との友人対決を6-3, 7-6 (7-5), 6-3のストレートで制し、6年連続の3回戦進出を決めた。
第1セット第2ゲーム、錦織が先にブレークに成功する。サービスの切れが良く、ファーストサービスの確率が82%、ポイントの獲得率92%の安定力で、両者サービスキープが続くもそのまま錦織が第1セットを奪取。
第2セット第1ゲーム、錦織がこのセットでも先にブレークするが、第10ゲームで安定していたサービスが崩れる。この試合で初のダブルフォールトを犯し、クライチェックにブレークバックを許し、タイブレーク戦に突入。
タイブレークでは両者ミスして、競り合うが要所でサービスエースを決めたに錦織が7-5で第2セットを取る。
第3セット第1ゲーム、後のないクライチェックの圧力もあったが、サービスをキープ。
第2ゲーム、錦織が先にブレークに成功。その後、クライチェック、錦織も要所でサービスエースなどを決め、両者サービスキープを重ねる。
第9ゲームで錦織がサービスキープし、そのまま3回戦進出を決めた。
結果、フロリダのテニスアカデミーのルームメイト対決は、錦織に軍配が上がった。
すべてのセットで先行し、ストロークでも打ち勝ち、サービス合戦でも負けない戦いであった。
3回戦では、第26シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)と予選勝ち上がりのD・ブランズ(ドイツ)の勝者と対戦する。
G・ガルシア=ロペスとの対戦になれば、今回が3度目で、錦織の2連勝。直近では2014年のマドリッド・マスターズで対戦している。
また、その先で錦織と対戦する可能性があった天敵でもある第17シードのB・ペール(フランス)は、1回戦でルービンにまさかの敗戦、既に姿を消している。
なお、今回のドローでは、ベスト8では第9シードのJW・ツォンガ(フランス)、ベスト4では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と戦う可能性がある。