1月18日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)の大会初日、男子シングルス1回戦。
第7シードの錦織圭と世界ランク34位のP・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3のストレートで下し、無事に難しい相手に一度のブレイークチャンスも与えず初戦突破を果たした。
第1セット第1ゲーム、錦織のラブゲームのサービスキープからスタート。その後、両者サービスキープが続くが第10ゲーム、錦織がこの試合最初のブレークチャンスをものにし第1セットを先取。
第2セット、第4ゲームで錦織が先にブレークに成功するが、第6ゲームでブレークチャンス3回をものにできず、
嫌な予感がよぎる。しかし、30℃を超える炎天下にも集中力を切らさず、第9ゲームでワイドのサービスエースに続き、フォアハンドウィナーを決めて第2セットも奪取。
第3セット、第3ゲームでコールシュライバーのダブルフォルトで錦織が先にブレーク。錦織の角度のあるボールコントロールによって、コールシュライバーに自分のテニスをさせずに、最後は第9ゲームで錦織らしいダウンザラインのリターンエースを決め、2回戦進出を決めた。
2回戦で錦織は、世界ランク103位のA・クライチェック(アメリカ)と対戦する。クライチェックは予選勝者のディ・ウー(中国)をスレートで下しての勝ち上がりで、サウスポーからの強烈なサービスとストロークを武器とする錦織圭と同世代のプレイヤー。フロリダのテニス・アカデミーでルームメイトでもあり、お互いに手の内が読める相手でもある。
錦織とは2度目の対戦となり、2015年のメンフィス・オープン準々決勝ではクライチェックに苦戦するも、逆転で勝利している。
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