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「テニスのヒント！」～あなたは変われることを知っていますか？～
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチの田中信弥が、
“内面からあなたのテニスに変化を起こす”ヒントをお贈りします。
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■今日のテニスのヒントは、

「時々、悪いボールで練習しよう！」

■解説：

世界各地でテニスをされた方であればおわかりの通り、
日本のテニスボールの質は“世界最高”です。

しかし、そのあまりにも良すぎる品質のせいで、思わぬ“副作用”も
出ています。

それは・・・・・

「面をあわせるだけでボールがきれいに飛んでゆく！」

つまり、スイングが正しくなくても最後の最後に面の方向さえあえば、
“帳尻あわせ”のように一時的な結果だけは良くなるという劇薬のような
一面があるのです。

今日、自らの打ち方が正しいかどうかを確認するために、時々は質の悪い
ボールでプレーすることをこころがけてください。

そして、質の悪いボールでもコントロール良くボールを飛ばせていたら、

「あぁ、自分の打ち方は正しい！」と一安心してください。

追伸１：

残念なことに、質の悪いボールをコントロールできなかったときには、
普段も質の悪いボールで練習を続けてください。

追伸２：

「質の悪いボールとはどのようなものですか？」

このような質問が飛んでくると思われますが、基本的に値段が安いものを
選ぶとよいと思います。

もしくは、毛がなくなった使い古しのボールで代用しても構いません。

(田中信弥メールマガジンより転載）