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「テニスのヒント!」~あなたは変われることを知っていますか?~
元オリンピック強化スタッフ・元日本代表コーチの田中信弥が、
“内面からあなたのテニスに変化を起こす”ヒントをお贈りします。
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■今日のテニスのヒントは、
「遅いボールを活用しよう!」
■解説:
現代テニスは、どんどんスピードが速くなっていきます。
サービスは時速200キロを超えるのが当たり前。
ストロ―クもどこからでもエースが取れるのが当たり前。
しかし、その中で間逆の存在として“光り輝く”魔法のボールがあります。
それは・・・・・
「遅いボール!」
代表的なのが、トッププロも使うスライスショット。
これは、速いボールが飛びかう現代テニスの中でも“いぶし銀”のように
選手を助けてくれています。
助けてくれている部分は主に2つ。
1つは、速い展開を一時的にゆっくりにしてくれるのが遅いボールのため、
相手からの怒涛の攻撃を受け止める時間的余裕が作れる。
2つ目は滞空時間が長い遅いボールは、打つ前に考える時間があるため、
相手からミス及びミスヒットを引き出しやすいのです。
*(ミスは考えると起こりやすい傾向にあります。)
今日、遅いボールの活用法を考えてみてください。
そして、これはウィ―クエンドプレーヤーの世界でこそ“威力倍増”する
戦術であることも理解して下さい。
追伸:
「遅いボールを打つのはみっともない!」
こんな風に思われている方もいらっしゃるようですが、
プロから見たら・・・・・
「遅いボールを活用している。テニスを理解している方だ。」
このように目に映っています。
何事も表面ではありませんね。
(田中信弥メールマガジンより転載)