日程：５月下旬～６月頭まで（予選は５月15日頃から４日間）
会場：スタッド・ローラン・ギャロス(フランス　パリ)
サーフェス：クレーコート(赤土=レンガの粉)

飛行家ローラン・ギャロス（1888年 - 1918年）の功績を称えて、会場には彼の名前が冠され、大会名も「ローラン・ギャロス・トーナメント」（Le Tournoi de Roland Garros）とも称される。

全仏オープンは4大大会で唯一、クレー（赤土＝レンガの粉）コートを利用することでも有名。

毎年の大会は展開が波乱に富み、上位シード選手の早期敗退も多く、他の大会とは違ったプレイやゲーム展開が楽しめる。

“クレーコート・スペシャリスト”たちが活躍する傾向が強くなっていて、キャリア・グランドスラムを目指す最大の障壁となっている。
技術だけでなく、強い精神力が勝敗を左右する、最も過酷なトーナメントとも言われるグランドスラム大会である。