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駐インド中国大使「中印は意見の相違を適切に処理し、両国関係を正常な軌道に戻すべき」
駐インド中国大使「中印は意見の相違を適切に処理し、両国関係を正常な軌道に戻すべき」
インド駐在の孫衛東中国大使は10日、映像を通して談話を発表し、中印双方が共通認識を実行に移し、意見の食い違いを適切に処理し、両国関係を正常な軌道に戻すよう呼びかけた。6月15日、中国とインド国境地帯のガルワン渓谷で国境警備隊による衝突事件が発生し、死傷者が出た。この事件に関して孫衛東大使は、中印友好を否定し両国関係を損なう言論をやめるよう訴えた。<孫衛東駐インド中国大使>「ここ最近、国境問題によって中印友好の本質を否定し、中国側の意図をむやみに推測し、対立を誇張して扇動し、友好的隣国を『敵』または『戦略的脅威』と見なす言論が出ているが、これは全く事実でなく、有害無益なことだ」孫大使はまた「中国は自国の発展を望み、そしてインドの発展も望んでいる。両国関係は、積極的かつ開放的で、包容的な態度に基づいて互いの意図を正しく理解してこそ、長期的かつ安定的発展を確保でき、戦略的な誤判断を避けることができる」と強調。さらに、中印両国は敏感で複雑な歴史的国境問題を抱えているとした上で、平等な協議と和平交渉を通じて、双方共に受け入れられる公平で合理的な解決策を両国が見出すよう呼びかけた。いわゆる中印経済貿易関係の「分断」を吹聴し、「中国製造」商品を徹底的に排除しようと煽る声が出ていることについても言及した。<孫衛東駐インド中国大使>「中国に対するいかなる自己保護、非関税障壁及び制限措置も、中国企業に対して不公平であり、その結果として失業の憂き目にあうインドの従業者に対して不公平であり、さらに、商品やサービスを入手できないインドの消費者に対しても不公平となる。最終的には利益をもたらさないばかりか自他ともに損害を受けることになるだけだ」<孫衛東駐インド中国大使>「新型コロナウイ...
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