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マカオ大学助教授「米国の新疆問題介入は国内問題の逃避」
マカオ大学助教授「米国の新疆問題介入は国内問題の逃避」
マカオ大学のティモシー・カースウェル(Timothy Kerswell)助教授はこのほど、CGTNのインタビューに答えた際、「米国が新疆問題に介入するのは、国内問題を逃避するためだ」と指摘した。カースウェル助教授は、「米国が新型コロナウイルス感染症への対応で苦しんでいる時期に、(ウイグル人権法案は)採択されたと思う。米政府の対応は大失敗と見なされている。この失敗は今の米国とその政治の深刻な欠陥を露呈させた。残念なことに、米国は国内問題に焦点を当てる代わりに、問題を外部化し、国内の欠陥を修正するのではなく、他国にさらに悪い状況をつくろうと腐心している」と述べた。また、カースウェル助教授は、「新疆問題において、米国は宗教的過激主義やテロリズム、民族分裂主義を喜んで支援している。これらのことは米国外、米国がコントロールできない、あるいは影響を及ぼすことができない国で起きる限り、米国は喜んで支援する。大胆にも主権を行使し、このような事件の解決に着手する国があれば、例えば中国やその他の国のように、米国は必ず脅かしていく。米議会が他国の内政に及ぶ法律を採択した点から、全く他国の主権を尊重していないことが分かる」と指摘した。カースウェル助教授は、さらに、「今のところ、米国は、国内の人種的不平等(特にアフリカ系アメリカ人への暴力)に対する今の抗議であれ、あるいは米国が抱えている他の多くの内部問題であれ、できる限り人々の目をそらそうとしていると思う。実際に自分たちで対処するより、この問題から目をそらす最も簡単な方法は、他の国がこれをやったとか、あれをやったとか、自分たちが納得できないことを強調することだ」と述べた。
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