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手書きの未来が見える「クセ字コンテスト」
手書きの未来が見える「クセ字コンテスト」
文字がデジタル化され、ペンで手書きする必要性がドンドンなくなっています。筆記具メーカーさんは売上など心配かもしれません。でも、歴史的に見た場合、すごいチャンスがやってきたことがわかります。実は、今回の文字のデジタル化で、最も影響を受けるのは、明治以降、日本語の手書きを支配していた「楷書/美文字」ジャンルです。今回、「楷書/美文字」が手書き市場から撤退、デジタルに移行することで、手書き市場では、新しい日本語の書き方を作るチャンスが来たのです。かつて、1980年代に「丸文字ブーム」が起こりました。この時、「楷書以外を認めない」という教育業界やメディアの圧力で丸文字は消滅しましたが、スマホの普及等で実用の文字がデジタル化した今、新しい日本語の手書きスタイルが生まれても、誰も邪魔しないのです。これは、遣唐使が廃止され、国風文化が起こり「かな書(和様上代様)」が生まれた時と同じです。筆記に時間がかかる&感情表現ができない画一的な楷書から開放されることで、自由な発想で新しい日本語の手書き文字が醸成可能な環境が、皮肉にも「文字のデジタル化」によって生まれたのです。これからの日本語の手書きの変化には、大注目です。書道の書家のような手書きの職業を持つ人が生まれるかもしれませんし、手書きが芸術作品として価値が生まれるかもしれません。#クセ字コンテストhttps://wayoh.jp/pen展示会全体https://wayoh.jp/exhibition(#和様の書展 と同時開催)日本語の近代史を理解したい方は、以下をご参考ください。誰も教えてくれない「書道の近代史」【前半】https://youtu.be/aCdeSvB4AgM誰も教えてくれない「書道の近代史」【後半】https://youtu.be/ExmZmhOcqGI撮影・編集志子田 勇クセ字コンテスト協力 #セーラー万年筆 #三菱鉛筆 #ぺん...
動画ID:so36535835
再生時間:2:43
再生回数:再生回数:181 回
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タグ:筆記具,文房具,わよう書道会