降りそうな風／初音ミク - 錦織圭 マルチ動画検索サイト

お聞きくださいまして、ありがとうございます!-リバーブに反射して、水のボトルみたいな露が滲んでいた。風に顔を向けて、思いきりしかめっ面をしたまま。砂粒でも詰まっているみたいに、ざらついた口の中をミント味のキャンディーで、そっとごまかした。ぬかるんだ足元が、歩みをそっと引き留めて、空気は肺の奥で、重たげに揺れていて。ずぶ濡れの肩には構わず、ただ頭だけを抱えていて、空に、穴があいたように。青は黒く、染まってゆくだけで、強く握った手は、逃した瞬間、消えていった。主をなくした古い傘は、その使い道、忘れた。道端に座って、風に揺れながら、廃工場の場所を、ぼんやりと探す。本質は風化し、殻だけが、まさに傑作と呼ばれる。ぬかるんだ足元が、歩みをそっと引き留めて、空気は肺の奥で、重たげに揺れていて。白紙に戻ったって、濡れた紙切れさ。君に愛があるように。流れる中で、わたしだけが止まってる。動けないまま、わたしの中で沈んでいて。増えて膨らんで、溢れて流れて、目的なく広がる。流れる水の流れは、触れ合えるだろうか。本性だけが残って、目的を忘れた。
動画ID：sm45167088
再生時間：2:56
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