Ep.05 "約束" - 錦織圭 マルチ動画検索サイト

遠い、遠い記憶。それはただの夢なのかもしれない。 そんな不確かな記憶。 よく思い出せるわけじゃないけど、夜、それは夜だった。 寒い冬のある日だった。 私は空を見上げていた。世界一面に広がる宇宙、星の海。 言葉で形容できないほど、それはそれはきれいな空だった。きっとこんな空は人生で二度と見れないだろうな、なんて思った。温かい手。手のぬくもり。私の隣には、誰かがいた。でも、顔も名前も思い出せない。けれど、彼はとても優しかった。それだけは覚えている。冬の寒い暗闇の中、ただ二人っきり。何もことばを交わさずに空を眺めていた。このまま空に溶けてしまえたらな、なんて思ってたのかもしれない。そのときの私は、自分のことを幸せだなんて思えなかった。世界のことがあまり好きじゃなかった。きっと、そうだ。でも、それでもいいかな、なんて思えてもいたんだ。世界のことが嫌いでも、それでも生きてみようかな、なんて。 それはきっと、あなたがいたから。遠い、遠い夢。 これはきっと、夢の話。でももし、もう一度あなたに会えるのなら、きっと、その時は・・・。ーーーーーーーーーーLyrics遠い夢を見た星空の下 ただ二人きり明日を嫌って 目をそらすようにただ空を仰いだたとえ世界が冷めたものでも繋いだ手と手は暖かくて幸せなんて言えないけれどそれでいいと思えたんだ遠い夢を見た星空の下 笑ってる君もしも世界で笑えるのならきっと その時は・・・
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タグ：VOCALOID,音楽,星界(音楽的同位体)