え⁉︎あの川口市になぜ大楠公の銅像が⁉︎全国で6つある大楠公の銅像、遂に現地取材全てコンプリート！〜皇... - 錦織圭 マルチ動画検索サイト

埼玉県川口市に全国で6つあるという大楠公の銅像の一つがあると聴き、現地へ取材に。銅像が建っているのは最勝院観音寺という寺院の境内。楠木正成と川口市とに何の関係が？となりそうだが、私のこれまでの経験からの予測として、縁の無い地に楠公像が建立されている由縁は、国家事業として全国が楠公崇敬ブームに盛り上がった昭和11年の大楠公六百年祭、又は昭和15年の紀元二千六百年祭のいずれかの年に、記念し建立されたものである事が多い。今回も恐らく大楠公六百年祭、又は紀元二千六百年祭の年に建立されたものであろうと予測をたて、最勝院に赴いた。大楠公像の建つ最勝院は、養老年間（717年～724年）行基菩薩が自刻したと伝えられる十一面観音を、摂津の昆陽寺より移安して本尊とし、永正13年（1516年）宥光法師により創建された。しかし、山門を入り左側に正応2年（1289年）沙弥道教の建てた板碑があり、その当時すでに何らかの精舎があったとされる。この板碑はキリク字部分上部が欠けているが、川口市内で最長（現状165ｃｍ）である。昭和15年の皇紀二千六百年祭を記念し故・小川馬助氏の寄進により「皇軍武運長久」と書かれた剣型が屋根中央に立てられた鐘楼や英霊堂が建立。英霊の門に架かる扁額には、陸軍大将・真崎甚三郎揮毫の額が掲げられた。英霊堂には、私と同じく広島市出身で日支事変の折に撃退王として知られ、軍神としても崇められた南郷茂章少佐の遺影も祀られていた。また、同時に大楠公の銅像も建立、台座には陸軍少将・松本勇平の揮毫による「非理法権天」の文字が刻印され、大楠公の雄姿は皇居の大楠公像を模したものである。寺の西門門柱には「忠武勲久」の文字が刻まれている。境内には楠公銅像のほか、陸軍大将・荒木貞夫揮毫による忠魂供養塔（碑文は徳富蘇峰撰）、陸軍大将...
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