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政治資金不記載問題についての一考察-B
政治資金不記載問題についての一考察-B
年を跨ぐ形で行われた法務・検察による、政治資金不記載問題捜査。結果、公判請求に至ったのは清和会,二階派,岸田派の各派閥の会計責任者までで派閥幹部は何れも立件を断念。一連の法務・検察の捜査の在り方に問題はなかったのか?! それと同時に不記載問題の杜撰さを、派閥の弊害に飛躍させることは筋が違うのではないかとの提起は傾聴に値する。とりわけ、後半部分で石橋氏が指摘する民主党政権下の小沢一郎氏の専横は「執行部独裁」。仮に派閥を否定すれば総理と執行部に対する歯止めがなくなる。座談会中盤の要点①検察官はあくまで組織として動く。検察官個人は匿名性があっていい(高井弁護士)②ロッキード事件と比較し、検察官の質の劣化は明らか(高井弁護士)③岸田総理は政局にはそれ程強くないが、一種の野生の勘はある(石橋氏)④>「野生の勘」とは恐怖心。政治生命の危機を感じたら思いがけない行動に出る(石橋氏)⑤仮に派閥解消なら清和会が率先して実行しなければならない(有元氏)⑥塩谷氏は資質も資格もない(有元氏)⑦自民党の党改革中間案骨子⑧派閥の資金パーティを禁止しても議員個人のパーティーが継続される以上、集金力のある議員はより強大化する⑨派閥を完全に排除すれば総理大臣と執行部の独裁に直結する。その一例が議員立法を即禁止した民主党政権下の小沢一郎氏だ(石橋氏)⑩派閥が悪なのではなく、中選挙区制が派閥を悪にする(石橋氏)11小泉政権以降、派閥が人事に口を出す余地は少なくなっている。大臣人事で唯一意向を聞いたのは福田氏のみ(石橋氏)12生前の安倍元総理の話によると、二階氏は全く大臣人事の要求はしない人(石橋氏)
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タグ:言論テレビ,櫻井よしこ,政治資金規正法