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千葉県・東金市・九十九里町合同防災フェア(後編)
千葉県・東金市・九十九里町合同防災フェア(後編)
『千葉県・東金市・九十九里町合同防災フェア』後編は『山武郡市広域行政組合消防本部(山武郡市消防本部)』が保有するはしご車でお送りします。2020年2月に配備されたこのはしご車はいすゞ・ギガの車体に40mの梯子を艤装、バスケット(3人乗り)+リフター(2人乗り)+伸縮水管とバスケットに装備した放水銃で2t/分の放水が可能(ポンプ未搭載=他車から中継送水必須)と一通りの機能を持っていますが『2つの特徴』で消防車両ファンを驚愕させました。①キャブ後方に乗車室を増設した『バスキャブ』式はしご車(但し未貫通の為キャブ⇔乗車室の通行不可)これにより車内で防火服などの着装可能+座面が跳ね上げ式で資機材積載にも転用可能+ドアは左側のみ折戸式、一体感を出す為キャブにアオリを追加し赤色灯(LEDを複数貼付)+行灯装着②可動式資機材収納庫従来型より多くの資機材を積載+梯子の旋回スペース確保の為梯子使用時に収納庫が変形(変形後は後方から取り出せるようにしている)。この様な車両になったのは山武郡市消防が東金市の他2市3町、特に九十九里町、大網白里市といったリゾート地を抱えるだけでなく芝山町には成田国際空港も含まれる事から様々な災害対応の需要があるのに対し保有するはしご車は1台しかない為基本的に管内で高層建物、高所放水が必要な災害には配置された中央消防署(東金市、フェアの会場はこの近くだった)から出動するため場所によっては出動から到着に時間を要し資機材の増強にも使える事からこの様な車両に成った様です(艤装元の日本機械工業は嘗て茨城県の高萩市消防本部にバスキャブ式屈折はしご車(更新済)を納入した前例があった)。さて、この動画を以って2023年の動画投稿は終了となり、新作は来年1月中旬からの開始を予定しております。ではよいお年をお迎えください。
動画ID:sm43184014
再生時間:7:45
再生回数:再生回数:46 回
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タグ:東金市,山武郡市消防本部,ニコニコ技術部