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【神道シリーズ・シーズン3】(思想編)第25回・酒井勝軍の日ユ同祖論と日本のピラミッド
【神道シリーズ・シーズン3】(思想編)第25回・酒井勝軍の日ユ同祖論と日本のピラミッド
明治の終わりから大正にかけて大きな話題になった竹内文書では、日本は1350億年前より存在し、その頃より日本の天皇は世界を統治していたと言い、さらにモーセもキリストも仏陀も孔子も孟子もすべて日本人で、彼らも晩年は日本に来て最期を迎えたとしている。その竹内文書の影響を強く受けた酒井勝軍は、さらに竹内文書の正当性を証明するかのように昭和9年(1934年)広島県庄原市の葦嶽山を日本のピラミッドと認定し、このピラミッドは一万三千年前のもので、3千年前に築かれたエジプトギザのピラミッドより1万年以上も古いものだと主張し、ピラミッド日本起源説を主張した。酒井によれば、紀元前数千年前のエジプト人もパレスチナのユダヤ人も同じセム語族で、ギザのピラミッドの横にあるスフィンクスの方向を辿って行くと、パレスチナ、そして遥か先には日本の南九州の天の逆鉾に繋がると言う。さらには、かつてナチスによるユダヤ人大虐殺の根拠とされた「シオン賢者の議定書」では、「ユダヤ人が世界を支配して、すべての民をモーセの宗旨、つまりユダヤ教の前に平伏させる」と書かれていることを肯定的に受け止め、ユダヤによる世界征服とは、つまり、日本の天皇が世界を平伏させる意味だと解釈した。酒井によれば、日本の天皇とは、ユダヤ教の聖典「トーラー」やキリスト教の聖典「新約聖書」で言うところのメシア、つまり救世主そのものであり、古代エジプト人もユダヤ教徒もキリスト教徒もすべて日本人と同じ太陽信仰、つまりアマテラス信仰であり、そのことは、ピラミッドを真上から見れば日本の旭日旗や菊の紋章の形をしていることで証明されている言う。酒井は、天皇の持つ世界の三種の神器とは、十六放御紋章と世界憲法モーゼの裏十戒と万世一系章である青縞瑪瑙石であるとし、それは...
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再生時間:79:17
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タグ:酒井勝軍,日本のピラミッド,日ユ同祖論