【第136回】奥行きのあるラジオ～『フラ・フラダンス』～【感想】 - 錦織圭 マルチ動画検索サイト

「奥行きのあるラジオ」は主にアニメについての話をするラジオです。第136回目のテーマは、『フラ・フラダンス』です。高橋しん先生の『いいひと。』という作品には、阪神大震災をテーマにした章がありまして、節目ごとに無償公開がされていたりするのですが、その冒頭。震災から一年半後の神戸へ出張に訪れた主人公・北野優二が街並みを眺めて「ずいぶん復興してる」と言いかけたとき、現地の同僚に言われた言葉が「あんたに今見えてんのは、それ……ビルやん。」でした。とまぁ、そこからいかに心に寄り添い、前を向くために何ができるか、という話が展開されるわけですが、本作『フラ・フラダンス』もまた、東日本大震災から10年の節目を契機とした「ずっとおうえん。プロジェクト 2011＋10…」の一作として制作がスタートしています。「誰もが乗り越えたんだ」と鈴懸さんは言い、その言葉には励まされた気持ちになるのですが、「こちら」が安易にその言葉を使ってしまうと、なんだか「ビル」に対して言ってしまっているような気持ちがするのもまた事実で。けれど、日羽がフラダンスを通して見つける真理の姿、もしくは、周囲が日羽を通して見つける真理の姿は、決して悲しい記憶だけではないはずで、そうして笑顔が循環していく先に迎えられる明日があることを、今は希望としておきたいな、と思った作品でした。※ネタバレは含まれますが、踊ること。笑うこと。仲間を想うこと。職業、フラガール。●喋ってる人：鳴海、ミヤご意見・ご感想はokuyuki.radio@gmail.comまで！～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～●奥行きのないラジオ●（ミヤさん個人チャンネル）https://www.youtube.com/channel/UCoICIfHLRFrUIQl6VAHbDVg●ブログ出張版●（鳴海個人喋り）http://u0u0.net/w93C～～～～～～～～...
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再生時間：24:48
再生回数：再生回数:46 回
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