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ビデオグラフィック「テニスコートの種類とプレーへの影響」
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テニスではコート表面の素材がプレーを左右することがある。プロの試合では主に3種類のテニスコートが使われている。ハードコート:全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)で使われているハードコートは、攻撃的なプレーにうってつけだ。コンクリートやアスファルトをアクリル樹脂などの合成樹脂でコーティングしたもので、硬く均一な表面が得られ、グラス(芝)やクレー(土)のコートよりイレギュラーなバウンドが少ない。コートの表面で吸収されるエネルギーが少ないため高速のラリーが繰り広げられる。ただし膝や足首への負担は大きく、負傷するリスクは他の種類のコートより大きい。クレーコート:全仏オープン(French Open)で使われるコート。バウンドしたボールのスピードは遅く、ラリーが長く続く傾向がある。れんがを砕いて作った赤土が使われることが多い。選手はスライディングを活用できるが、雨が多い場所には適さない。短時間の雨による試合の中断はないが、まとまった雨が降ればコートが乾くまで時間がかかる。クレーコートはボールに回転、特にトップスピンをかけやすく、守備的な選手に好まれる。グラスコート:ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で使われるグラスコートは、バウンドしたボールの速度が最も速いコートで、サーブアンドボレー・タイプの選手に向いているといわれる。試合時間も短いことが多い。グラスコートは照り返しもなく涼しく、スライスがよく効果を発揮するが、コートが荒れやすい。
動画ID:sm39503384
再生時間:1:34
再生回数:再生回数:20 回
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