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投資格言「利を見ては義を思う」孔子 | 大橋直久
投資格言「利を見ては義を思う」孔子 | 大橋直久
投資格言「利を見ては義を思う」~孔子 人は利に迷いがちである。利に当面した場合、踏みとどまって、その利が義にかなったもの、道にかなったものであるかどうかをよく考えてみることだ。大橋直久■■■参考になりそうな昔の投資ニュース■■■「中国農業銀がIPO」2010年中国4大商業銀行の1つ、中国農業銀行が2010年7月中旬に実施する新規株式公開の調達額が、世界最大の約222億ドル(約1兆9400億円)に達する見通しとなった。ただ、中国農業銀行は財務基盤が弱く、不動産価格が下落すれば、巨額の不良債権を抱えかねないとの懸念も強い。農業銀は、2010年7月15日に上海株式市場で約222億株、7月16日に香港市場で約254億株を発行する。公募価格は、上海では1株2・68元(約35円)、香港市場では1株3・2香港ドル(約36円)で、調達額は上海株式市場と香港市場を合わせて約192億ドルになる。さらに、農業銀は15%分を追加発行し、調達金額は最終的に約222億ドルに達する見込みだ。過去最大だった2006年の中国工商銀行による220億ドルを上回ることになる。上海市場で売り出される株式の引き受け手は、中国本土の機関投資家と個人投資家と決められている。市場には「政府が保険会社などに割り当てている」(上海の証券会社)との指摘もあり、中国政府が水面下で円滑な発行を手助けしている模様だ。香港市場で売り出される株式は海外の投資家向けだ。英金融大手スタンダード・チャータードやカタール政府、シンガポール政府系投資会社テマセクが引き受け手候補として取りざたされている。しかし、こうした前評判とは裏腹に、「個人投資家の人気は決して高くない」(上海の証券会社)との見方も出ている。投資家の応募倍率は10倍前後で工商銀を大幅に下回る。背景には、農業銀の融資先の信用力や収益性の低さが不安視さ...
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