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岸田派と石破派幹部が会合「日本の将来など話した」
岸田派と石破派幹部が会合「日本の将来など話した」
「ポスト安倍」をうかがう自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)と石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、20人)の幹部が3月1日夜、都内で会談した。石破氏は9月の党総裁選で3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)のライバルで、岸田氏は将来的な「禅譲」も視野に首相と信頼関係を築く。両派の会合は異例の組み合わせだが、首相サイドからは両氏の接近に警戒感も広がっている。岸田派幹部は2月7日に首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)の幹部と会談し、同月26日は岸田氏が二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会談した。3月7日は額賀派(平成研究会、55人)、12日は麻生派(志公会、59人)との会合も調整しているという。石破派にとっても岸田派からの会合の申し込みは「渡りに船」といえる。石破氏は総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保にも窮する状態が続き、党内での人脈拡大が最大の課題だ。しかし、石破氏が経済政策や憲法改正などで安倍首相との違いを盛んにアピールしていることもあり、他派閥は石破派との交流を控える傾向が目立っていた。岸田、石破両氏は同い年で、中国地方選出という共通項はあるが、これまでの接点は多くない。そんな中、財政再建を重視する経済政策などでは一致する点もあり、石破派中堅は「岸田派と『戦線協定』を結べば、面白い総裁選になる」と期待を寄せる。http://www.sankei.com/politics/news/180302/plt1803020005-n1.html
動画ID:sm32819915
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タグ:政治,岸田文雄,石破茂